雷が鳴るとへそを隠す~健康小噺Ⅱ~
- masumitsuph
- 2021年6月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年2月14日

雷が鳴るとへそを隠す
「雷が鳴るとへそを隠す」には、諸説由来がありますが、いろいろな体験に基づいた教訓から生まれた言葉のようです。
諸説ある中から代表的な3つを...
Ⅰ:雷避け対策
「おへそを隠してください」と言って、皆さんはどのようなポーズをしますか?
おへそを隠すときに両手でお腹を覆い、少し前かがみになりませんか?
雷は高いところに落ちやすいと言うのはよく知られている話です。つまり、雷が鳴った時に身をかがめた方が安全性が高まる!と、いうところから、雷避けとして広まったようです。
Ⅱ:腹痛・風邪予防
雷が鳴って雨が降り始めると、それまで暑かった気温が急激に下がるため、お腹を出していると腹痛や風邪をひきやすくなるので、子供に「おへそを隠さないと雷さまがおへそを取りに来るぞ~」と脅かすことで子供がお腹を服で隠してお腹を冷やさないようにする!!と、いうところから、広まったようです。
Ⅲ:実際に雷によってへそが焦げたため
江戸時代、実際に雷が落ちた人のへそ付近が集中的に焼き焦げていたことから。と言われています。これは、江戸時代の日本人は着物を着ていて、お財布のしまうところが帯のあたりが一般的で、ちょうどおへそのあたりでした。
雷が落ちた際におへそにあった金属、つまりお金に反応しておへそ周辺を集中的に焦がしたというところから、雷さまがおへそを食べに来る。「おへそを隠せ」となったようです。







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