年寄りの冷や水～健康小噺Ⅰ～

年寄りの冷や水

｢老人が年齢にふさわしくない行動や振る舞いをしたり、出過ぎたことをする」という意味です。 ・由来としては、自分の年齢を考えずに無茶をすることの例えとして使われるようになりました。老体に冷や水は、健康的にもよくないので冷や水が使われているのだと思います。 ・使い方は、主に周りが心配して老人を止めようとするときに使います。

また、自虐的な意味で使うこともあります。あまり周りに心配をかけるのは、よくありませんね。

語源

江戸時代、夏になると冷たい水を桶に汲んで冷水売りが売り歩いていた。高齢者がその冷たい水を飲んでお腹をこわしたことから出た言葉です。

この頃、40歳で｢初老｣とされ｢老い入り｣となります。

つまりどんな年齢でも冷たいものの摂りすぎはお腹をこわしやすくなるので注意が必要!!という事ですね。

類義語

・飛んで火に入る夏の虫

・老いの木登り

　無謀なことに挑戦するようなニュアンスが多いです。