グレープフルーツジュース
- masumitsuph
- 2018年7月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年9月19日

「グレープフルーツジュースを控えてください」という注意書きを見たことはありませんか?
グレープフルーツの薄皮にあるフラノクマリンという成分が、特定の薬の副作用を強める恐れがあり、ジュースに多く含まれます。
飲み薬の多くは、腸管で吸収され、体内で作用し、肝臓などの薬物代謝酵素で薬効のない物質に変化したり、腎臓から対外に尿と共に排出されます。さらに薬によっては、最初に腸管で吸収されるときにも、腸管に存在する薬物代謝酵素の働きで代謝されます。
グレープフルーツジュースには、この腸管での代謝酵素の働きを抑える物質が含まれてるため、腸管で代謝される割合が減り、その結果体内に吸収される量が通常より増えてしまいます。このため、効果が強くだされたり、副作用が現れやすくなると考えられてます。
さらにこの作用はグレープフルーツジュースを飲んだ日だけでなく、2~3日続く場合もあるといわれているので注意が必要です。
相性が悪いジュース
ダイダイ、夏みかん、ブンタン、八朔、日向夏、スイートオレンジなど
問題ないとされてるジュース
温州みかん、ポンカン、柚子、カボス、すだち、デコポン、伊予柑など






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